IT推進部
主任 小田 一則 氏
Delphi/400を導入し、大変満足しております。
システムが大きいため、移行にかなりの工数がかかりましたが、サポート体制も良く、当社のカスタマイズ要求に見事に答えてくれました。
5250画面を介さず、IP接続で画面表示。入力・印刷が行えるのもいいですね。
システム開発に幅が生まれました。現在は、IP接続での画面の開発が増えています。
問い合わせに対してのレスポンスも早いというのも大変心強いです。頼りになります。
今後ともサポートをお願いいたします。
会社名 | SMBCコンシューマーファイナンス株式会社 |
---|---|
本社所在地 | 東京都千代田区大手町1-2-4 |
事業内容 | 消費者金融業 |
URL | http://www.promise.co.jp |
プロミスでは、顧客の資金ニーズに「いつでも」「どこでも」「迅速に」応える多彩なネットワークを展開している。駅前・繁華街から郊外のロードサイドまで、有人、無人(自動契約機)あわせて約1,500の店舗ネットワークを配備し、申込専用端末の「超速」の設置台数も900台を超えるまでに拡大している。また、三井住友銀行の店頭に設置されたローン契約機では、三井住友銀行・プロミス・アットローンの3社の契約が可能。入出金チャネルとしては、自社ATMに加え、提携金融機関、コンビニなど、拠点数は約11万ヵ所に及ぶ。インターネット取引についても、自社のネット店舗機能を充実させるとともに、金融機関のインターネットバンキングを介したネット返済サービスを提供している。 プロミスが1983年に業界に先駆けて導入した「自動与信システム」は、累積した膨大な取引データを元に、1760通りの与信テーブルを設けて与信額を自動的に算出。これに経験豊富な支店長の判断を加えて、的確な貸付限度額を設定している。申込みから審査、契約内容の説明、融資まで30~40分。自動与信システムは、適宜見直しをかけ、最適化を図っている。「的確な与信こそ最大のお客様サービスである」と考え、現在、顧客数はグループで300万人を越え、利用残高も約1兆6,000億円に達している。また、プロミスは、提携や合弁を通じて顧客層を拡大するとともに、利便性と満足性の高い金融サービスを提供することで、「お客様支持NO.1」の獲得を目指している。 |
SMBCコンシューマーファイナンス株式会社では、1993年2月にIBMi(AS/400)を導入以来、北海道・東北・北関東・首都圏・中部・北陸・近畿・中国・四国・九州の18拠点にModel300を配置し、各拠点マシンは日次バッチ更新でホスト基幹システムとデータの連携を取っていた。平成10年に、大阪電算センターにModel650を導入し1台のIBMi(AS/400)で集中管理を行えるようになった。現在ではMESを行いModel840を使用し、東京と大阪の2拠点に中期管理業務を集約させている。各集中センターは約200人で運営されている。
OSのサポート切れに伴い、OS/2からNTに変更する事になり、これまで使っていたGUIソフトが使用できなくなるため、新たなGUI化ツールの選定が必要になった。 Delphi/400 の他にもSAPIENS、LANSA、UNIFACE、MAGIC/400、Jbuilderなど、複数のGUI化ツールが候補に上がったが、そのなかでサポート体制、カスタマイズ要求に答えてくれる点、処理速度、実績、IP接続でパラメータのやり取りで5250無しの画面で表示・入力・印刷を行えることなどがポイントになり、Delphi/400を採用するに至った。
現システムはRPGで全てを構築し、画面周りをDelphi/400で作成している。
また、QuickReportを使用し、Delphi/400と連携させて7パターンの帳票を出力させている。
ホストと繋がっている勘定系(営業)の端末と、管理系(債権管理)の端末の2種類の専用端末を使用していた。勘定系の情報も管理系の情報も必要になる場合、2台の端末を使ってオペレーションをしていたため、業務効率が悪かった。管理系(債権管理)の端末はOS/2を使用していたが、サポート切れに伴い、勘定系(営業)と同じWindows NTに変更する事になった。
その後、管理やメンテナンスも大変だったため端末を社内的に統合したいと言う要望が高まり、2003年秋の端末リプレースのタイミングで専用端末から統合端末に移行する事になった。
督促状の発行・住民票の請求・顧客への電話連絡・弁護士や司法書士への連絡・裁判関係の管理等を行う。
データは全てIBMi(AS/400)に置き、電話の結果等も履歴として入力している。
支店からIBMi(AS/400)の情報を取りだす環境がなかったため、例えば介入する弁護士の情報なども支店からは見れなかった。
IOTHE(株式会社YSS)で帳票を出力させているが、専用サーバーが必要なため、各支店では帳票を出力出来なかった。
延滞の段階によって管理レベルが分けられ、初期管理は全国各地に約400店舗ある各支店で、中期管理は集中センターで行われている。
初期管理では延滞情報から顧客への電話・文書出力などを行う。
中期管理では督促状の発行・顧客への電話・介入弁護士・司法書士への連絡・裁判所への連絡・住民票の請求・文書出力などを行う。
集中センター・各支店を合わせるとクライアント数は約4000台になる。また、電算センターのIBMi(AS/400)にLPARを切って連結子会社「株式会社クオークローン」のシステムも運用している。そちらには約1000台のクライアントが接続している。
中期管理のアプリケーションやCTIのexeをDelphi/400で構築した。
顧客の履歴や介入情報を支店の社員が見られる画面をDelphi/400で新たに作成した。
弁護士・司法書士の情報を参照でき、顧客とのやり取りの経過も履歴として入力・参照出来るようになった。ログイン時にIBMi(AS/400)で権限のチェックかけ、セキュリティレベルの調整を行っている。
また、ワークフローの仕組みも作った。例えば顧客訪問では、訪問予定をあげ、上長の決裁が下りると実際に訪問を行い、訪問記録を登録し、承認をうける。ステータスはIBMi(AS/400)上に随時更新される。
支店用アプリケーションもIT推進部で管理し、配布システムを使って、exeファイルの更新を行っている。
Delphi/400とQuickReportを連携させ、帳票出力プログラムを作成した。これにより、専用サーバーのない各支店でも、既存のPC・プリンタで帳票が出力出来るようになった。
株式会社ミガロ.
© 2024 MIGARO CO.,LTD.