管理本部
岡野 義広 氏
Delphi/400には出会えてよかったと思っています。 以前のシステムには画面が使いにくい等の問題がいくつかあったんですが、かなりの費用を投じていたので、そのシステムをダメだからといって捨てるわけにはいかず、いろいろと工夫をしながら使っていたんです。 IBMi(AS/400)自体は非常に安定していてトラブったことがないので満足していましたし・・・。 そんなときにDelphi/400に出会えたんで、タイミングも良かったですね。
Delphi/400のサーバー単位での料金体系も有難かったです。 ユーザー数が多いので、クライアントごとに課金されるツールはコスト的にも使えないですね。
ミガロ.さんの開発も良かったです。開発工数も早かったし、金額的にも思っていたのより安く済みました。 迅速に対応してくれたのが印象的です。小回りの効く企業だから、うちの要望にもマッチできたのかな、と思っています。
会社名 | 東邦レオ株式会社 |
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本社所在地 | 大阪市中央区上町1丁目1番28号 |
事業概要 | 特殊建築資材・意匠材の製造および販売・施工。 都市緑化関連資材の製造および販売。 屋上トータル緑化システムの設計・販売・施工。 |
URL | ・東邦レオオフィシャルサイト http://www.toho-leo.co.jp/ ・土壌改良/樹木医専門サイト http://www.soil-doctor.jp/index.html ・壁面緑化専門サイト http://www.greenwall.jp/ ・屋上緑化/自動灌水専門サイト http://www.r-green.jp/ ・外断熱/エコ建材専門サイト http://www.ecopro.jp/ |
緑化資材やエコ建材の開発・販売・施工を通じて、都市の環境改善に貢献しながら、心豊かで安心感のある空間づくりを目指している社歴約40年の企業。 「屋上緑化」「壁面緑化」「土壌改良」「樹勢回復」「外断熱」に関するノウハウ・実績例を豊富に有しており、特に緑化に関しては、社内に在籍している14名の樹木医が積極的に技術開発を行っている。 屋上緑化事業 東邦レオ株式会社 |
東邦レオ株式会社は、以前よりPCサーバーを使用してMicrosoft Accessによるクライアントサーバー型のシステムを運用していたが、週1回ペースでトラブルが発生していたため、1999年にIBMのIBMi(AS/400)を導入した。
自社では開発を行わず、システム開発をベンダーに依頼し、RPGを使用して基幹システムLions(Leo Information Open Network System)を構築した。Lionsは、売上(受注⇒売上⇒売掛)、仕入(発注⇒仕入⇒買掛)を対象範囲とし、1999年10月より本番稼動を開始した。
だが、5250画面を数画面切り替えての入力処理の煩雑さや出力帳票の使い勝手の悪さから、営業部内を中心としたエンドユーザーから改善要望が出始めたため、要望に対応してエンドユーザーに使いやすい画面に変更できる各種ツールを検討することとなった。
その結果、5250画面を使いやすいGUI画面にすることや、柔軟なレポートを出力することはDelphi/400の得意分野だったことから、Delphi/400を使用して新システムALions(Advanced Lions)を構築することになった。
受注が発生すると、各営業所でExcelでできた受注票にデータを入力する。入力完了後プリントアウトし て本社にFAXすると、本社では2人のスタッフが5250画面を起動し、受注基本情報を入力していた。 5250画面で受注情報全てを入力するには3画面を切り替える必要があったため、必要な情報をメモに 控えて次の画面に進むような手間が発生したり、入力修正や追加入力を行う場合、また前の画面に さかのぼらなければならないという問題があった。
受注入力処理と同様に5250画面を3画面切り替えて発注入力を行っていたため、同様に画面の制約を 受けて処理が煩雑になっていた。さらに、工事関係の発注になると発注項目も大幅に増え、入力をする 人間にもかなりの専門知識が必要なので、限られたスタッフにしか処理が行えなかった。
5250画面での情報照会は1画面内に表示できるデータ量が文字数制限を受けるため少ないので、必要な 情報を引き出すためには何画面もの切替が必要になっていた。また、検索を行う場合も、大文字小文字が一致しなければならない等、制限事項がかなりあり検索機能はほぼ使用されていなかった。
IBMi(AS/400)専用プリンターから、規定サイズの帳票を出力していた。例えばAという製品の在庫を調べたいが ために、数十枚の在庫票を印刷するといった状態になっていた。
使用者の所属する事業所以外のデータを見ることが出来なかったため、複数の事業所にまたがるデータを見る場合、不都合が生じていた。例えば東京本社と大阪支社がある企業の全体での売掛金を見るためには、東京事業所の社員としてログインし、1度東京の売掛を書き出して、再度大阪事業所の社員としてログインし直し、大阪の売掛金を書き出した後、金額の合計を行わなければならなかった。
受注が発生すると、営業マンがWindows上のアイコンからDelphi/400で作った受注入力アプリケーションを起動し、使いやすい情報検索機能や入力機能を活用しながら、1画面でスムーズに受注基本情報を入力できるようになった。また、入力した情報がどのように流れているのかも、営業マン側から見えるようになった。
受注入力処理と同様に発注入力アプリケーションを起動し、使いやすい情報検索機能や入力機能を活用しながら、1画面でスムーズに発注情報を入力し、発注を行えるようになった。入力操作が簡単になったので、現場に精通した営業マン本人が処理を行えるようになった。
Delphi/400の文字制限を受けない画面で、必要なデータをグラフィカルに整理した形で、情報の照会を行えるようになった。
Delphi/400の柔軟なレポート機能を使うことで、思うとおりのレイアウトの帳票がネットワーク上のレーザープリンターから出力できるようになった。印刷プレビューが行えることに加えて、出力時に印刷するかExcelシートに出力させるか選択できるようにしたため、無駄な印刷コストが省けるようになった。また、Excel出力することで、IBMi(AS/400)から抽出したデータをさらに活用できるようになった。
一度に全事業所のデータを見ることができるようになり、全国に展開する企業でも全体の売掛を一貫して見られるようになった。
また、現行の基幹システムのデータベースに手を加えずそのまま利用する形でDelphi/400を使ったアプリケーションを作成しているので、既存の5250画面を使ったシステムも、同じデータベースを参照しながら従来どおり使用することができる。
そのため、ある日突然全社的に新システムに切り替わるのではなく、部署ごとに業務を妨げることなく忙しい時期を避けて、それぞれのペースに合わせてスムーズな移行を行うことができた。
株式会社ミガロ.
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