生産性に優れたビジュアル開発ツールであるDelphiとAS/400の融合

2年連続顧客満足度No.1の開発ツール(*1)であるであるDelphiと堅牢なAS/400の融合により、保守性、拡張性に優れた基幹系クライアント・サーバーシステムを短期間に構築することができます。Delphi/400により社内のAS/400がオープンなクライアントサーバーへと進化します。
*1:日経BP社「日経Windows NT」(98年12月号)

80x24の世界から無限大へ

Delphi/400により、5250エミュレータの80x24の世界から豊富な情報量のビジュアルなGUI環境へと移行することができます。GUI環境の活用により、実データと分析グラフの同時表示、データを見ながらの業務処理の実行などエミュレータの世界では実現できなかった画面構成を簡単に実現することができます。

異種データソースやフロントツールとの融合
Delphiの提供するコンポーネントアーキテクチャと異種RDBMSをサポートするBorland Database Engine(BDE)により、OracleやMicrosoft SQL-Serverなど社内の様々なデータソースとAS/400の連携や、EXCELやブラウザなどのフロントツールとの連携など、様々なシステムとの融合が可能になります。データソースの融合により、エミュレータベースの社内システムでは難しかったリアルタイムでの処理がDelphi/400で実現できます。
AS/400の既存資産を有効活用できるDelphi/400のコンポーネント
Delphi/400はAS/400のデータ資産だけではなく、RPG,Cなどのモジュール、ストアードプロシージャ、論理ファイルなどの既存AS/400の資産を有効活用することができます。また、メッセージキュー、データキュー、データエリア、CLコマンドなどAS/400の機能をクライアントから呼び出せる機能がコンポーネント(ソフトウェア部品)で提供されています。これらの機能の利用により、RPGベースのオンライン型システムのプログラム資産を生かしながら、GUI環境へと移行することが可能となるだけでなく、AS/400のプログラムテクニックを活用しながら、豊富な情報量を持つ堅牢なクライアントサーバーを構築することができます。
Delphiの進化とAS/400の進化の双方に対応
Delphiの提供する豊富なグラフ機能、サマリーレポートを容易に作成できるレポート機能、多次元解析機能、分散開発機能などがAS/400のデータを利用して使用することができます。Delphi/400はDelphiの進化とAS/400の進化の両方に対応できる唯一のAS/400対応ビジュアルツールです。
MIDASによるブラウザクライアントや軽量クライアントの実現
CORBAやDCOMなどの分散開発技術をコンポーネントでカプセル化したボーランドのMIDASテクノロジにより、ブラウザをクライアントとするWebシステム、軽量クライアントを使用した分散システムを実現することができ、将来を考慮したシステム構築が可能になります。
 
ハードウェア要件
AS/400側 RISCモデルを前提とする
ディスク容量 約10MB
PC側 Intel MMX Pentium 233MHz以上のCPU (推奨PentiumⅡ以上)
メモリ容量 64MB以上(推奨128MB以上)
ディスク容量 最小100MB、完全セットアップ時 250MB
CD-ROMドライブ
SVGA以上のカラーモニタ/SVGA以上をサポートするビデオボード
 ※ 上記PC側要件は開発PC端末の条件です
ソフトウェア要件
AS/400側 OS/400 V3.6以上を前提とする
PC側 下記表参照

  Windows
98
Windows
Me
Windows
2000
Windows
95
Windows
NT(sp3)
Delphi/400V4
※1
× ×
Delphi/400V5 ×
※2

※1 InterBaseおよびLocal InterBase Server はWindows98には対応していません
※2 Delphi5 Update Pack1を導入することで対応します