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Valence6.3タイトルイメージ

Valence6.3新機能!

『 Valence AI Assistant 』

ローコード+生成AIで開発効率が劇的にUP!

ローコード開発ツール「Valence」に生成AI機能が新登場。IBM i のWeb・モバイル開発 がさらに圧倒的に便利になりました。

Valence AI Assistant でローコード開発がこう変わる!

シンプルな3ステップの

ローコード開発

Valenceはシンプルな3ステップでIBM i 対応のWebアプリを開発できるローコード開発ツールです。

一般的なWebアプリケーションであればノーコードでSTEP1~3を作成できます。また、独自の業務ロジックやエラーチェックを追加したい場合は、RPGでコーディングし実装が可能です。

シンプルな3ステップのローコード開発 イメージ画像
ステップ1

データソースの作成

アプリケーションで利用するファイルなどを選択し、使用するフィールドなどを定義

ステップ2

ウィジェットの作成

ウィジェット(グリッド・地図・フォーム・グラフ等)を選択しデータソースの表示形式を決定

ステップ3

アプリケーションの作成

ウィジェットを画面に配置し、入力時の処理などを設定してアプリケーションを完成

生成AIでValenceがさらに便利に イメージ画像

生成AIでValenceがさらに便利に

Valence 6.3 に搭載された Valence AI Assistant は、3ステップの開発という特徴は継承しつつ、各ステップの開発方法を大きく効率化しています。データソースの作成については、Valence AI Assistant に自然な日本語で指示するだけで、目的のデータソースを作成できます。ウィジェットの作成やアプリケーションの作成についても、フォームウィジェットのレイアウト作成や、ブラウザにロジックを追加するスクリプト作成などで、Valence AI Assistantが利用できます。 生成AIのローコード開発への適用範囲は今後も拡張していく予定です。

Valence AI Assistantの実際の開発手順

Valenceローコード開発の起点となる「データソースの作成」は、AI Assistant の効果をもっとも発揮するステップです。
初期画面から「データソースの作成を手伝ってください」をクリックすると、Valence AI Assistant が起動します。初めにデータソースに必要なファイルを選択し、どのようなデータソースを作成したいかを文章で記述すれば、目的のデータソースを作成できます。この文章は「受注ファイルを顧客コード、受注番号順にすべての項目を抽出して欲しい」等の自然な日本語で記述できます。

従来は、データ元のファイルにどんな情報を含むのかといったフィールド構造の知識が不可欠でしたが、Valence AI Assistantでは作成したいデータソースの内容を記述するだけで、AIが構造を解析して、データソースの定義を提案してくれます。

AI Assistantの起動

AI Assistantの起動の画像

AIに渡すファイルを定義

AIに渡すファイルを定義の画像

作成データ内容をAIに指示

作成データ内容をAIに指示の画像

AIからの結果の表示

AIからの結果の表示の画像

※画像をクリックするとポップアップで開きます

Valence AI Assistantの仕組み

 Valence AI Assistant は以下の3つの要素で構成されています。

Valence 6.3(IBM i に配置)
Valence AIサービス(クラウド)
大規模言語モデル(クラウド)
Valence AI Assistantのシステム構成図

Valence AI Assistantは、IBM i上のValence 6.3に統合されている生成AI用のソフトウェアで、開発者はValence AI Assistantを起動して、対話式にやり取りしながら開発を進めることができます。

処理の仕組み

  1. 「受注ファイルを顧客コード、受注番号順にすべての項目を抽出してほしい」等の指示文をValence AI Assistantに投入すると、リクエストはValenceからクラウド上のValence AIサービスへ送信されます。
  2. Valence AIサービスでは、大規模言語モデルで処理するためValence独自の情報を付加する前処理を行います。
  3. 前処理を含めた「情報」が大規模言語モデルへ送られます。
  4. 大規模言語モデルは「情報」の解析と回答文の生成を行います。
  5. 回答文は、Valence AIサービス経由で開発者のPCへ返されます。

セキュリティとアーキテクチャ

Valence AI Assistantでは、セキュリティとアーキテクチャの独自性がポイントになります。

  • セキュリティ
     
    ValenceからValence AIサービスへ送信されるデータは、ファイル名、フィールド名、説明などのメタデータに限られ、かつHTTPSプロトコルで通信が暗号化されています。このため実データが外部に公開されることは一切ありません。
  • アーキテクチャ
     
    生成AI対応ツールの“肝”となる大規模言語モデルを必要に応じて切り替えられます。今回のValence 6.3では「ChatGPT-4o」(OpenAI社)を採用していますが、よりよい大規模言語モデルが登場すればいつでも切り替え可能で、非常に柔軟な設計となっています。

Valence AI Assistantのメリット

Valence AI Assistantは、会社全体のITの開発生産性向上とDX推進に大きく貢献します。
情報システム部門では、AIの自動生成機能により、ローコード開発の生産性がさらに大きく向上できます。加えて、生成AIを使い続けることにより、SQLの習得など技術者のスキルアップにもつながります。ユーザー部門にとっては、開発のネックとなっていたデータソースの作成が容易となるため、エンドユーザー開発の推進に大いに役立ちます。
Valence AI Assistant は、通常のValenceのライセンスの中に含まれているため、Valence 6.3にバージョンアップすれば、どなたでもお使いいただけます。生成AI機能 Valence Assistant を組み込んだValence6.3をぜひお試しください。

Valence AI Assistantのメリット イメージ画像

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