大阪シーリング印刷株式会社様は、印刷工場で使用する「版」データの入庫情報を無線ハンディターミナルで集約する仕組みを構築されました。ハンディターミナルで収集したデータはシンクライアント区画のサーバーに転送されます。
Delphi/400で開発した中継用のアプリケーションではこれを集約し、一定の時間間隔でIBM i に自動送信し登録を行います。これにより、従来は置台に設置したPC入力で行っていた登録作業を大幅に効率化されました。本事例を含めDelphi/400によるシステム開発の取り組みについてご講演頂きます。

【会社紹介】
大阪シーリング印刷株式会社様は、1927年創業以来、加工業の本業に徹した堅実経営を貫き、凸版印刷を中心とした原紙製造から印刷までの一貫生産を軸にシール業界のリーディングカンパニーの地位を確立されました。全国の営業・生産ネットワークを活用し、印刷の枠を越えた総合パッケージメーカーとして事業展開されています。

近年、情報量の急速な増加により、さまざまな事業で「ビッグデータ」の活用が注目されています。「ビッグデータ」を活用する上で、大量なデータを操作するデータベース技術がNoSQLです。
本セッションでは、「ビッグデータ」を扱うデータベースの種類やNoSQLの特徴、これまでのRDBMSとどういった役割分担で連携するかをご説明します。また具体的にDelphi/400からNoSQLを扱うプログラミングテクニックとして、FireDACを使ったデモやサンプルをご紹介致します。

タッチが中心のモバイルアプリケーションでは、操作時のレスポンスがPCアプリケーションよりも重要となります。
本セッションでは、モバイルアプリケーション開発におけるレスポンス向上をテーマとした技術情報をお届けいたします。マルチスレッドを使用した並行処理や、アニメーション効果による体感的なレスポンス向上、画面遷移のテクニック等について、デモやソースを交えてご説明いたします。

Windows10への環境移行が進む中、PCの入れ替えやアプリケーションのバージョンアップが増えています。それに伴って、Delphi/400運用環境のセットアップに関するサポートお問合せも多くなってきました。
本セッションでは、運用環境の構築で役立つトラブルシューティングについて、ポイントをご説明します。よくあるエラーの原因切り分けやリカバリ方法、旧バージョンの設定クリアなど、知っていると役立つ環境構築のテクニックをお届けします。

Delphi/400の統合開発環境（IDE）は、バージョンアップに伴って新機能の追加や改良が進んでいます。
こうした機能は知っていると、さらにアプリケーションの開発効率を上げることができます。本セッションではリファクタリング、コード自動整形、ライブテンプレートといったソース開発機能や、チーム開発で役立つSubversionやGitを使ったソース管理など、IDEを徹底活用するテクニックを解説いたします。