ローコード開発の最大のメリットは、コーディングが不要、または最小限のコーディングのみで開発できるため、開発生産性が向上し開発工数・費用が大幅に削減ができることです。
ローコード開発は、IBM i (AS/400)利用者にとっても、次の理由で大きなメリットがあります
ローコード開発を軸にIBM i の将来計画を立案することで
今後も IBM i を持続的に利用
ローコード開発を導入する企業が着実に増加しています。
その理由として以下のような要因があります。
ローコード開発ツールは、以下の3つのカテゴリに分けられます
カテゴリー | 特徴 |
---|---|
クラウド型 |
●アプリケーションを設計、開発、運用、管理する環境をクラウドで提供 ●PaaSサービスとして提供されることが多い |
コード生成型 |
●業務仕様をツールに登録してソースコードを自動生成 ●開発環境と実行環境が異なる |
実行エンジン型 |
●ツールが備えている部品やテンプレートを元にアプリケーションを生成 ●開発環境と実行環境が一体 |
IBM i (AS/400)基幹システムのユーザーにとって、最適なローコード開発とはどうあるべきか上記のローコード開発ツールのタイプ別に、考えていきます。
このタイプのメリットは、小回りが利き利用が簡単なことです。エンドユーザー部門が自ら開発を行い、身の回りの事務処理をシステム化するようなケースに適しています。既存のシステムとは切り離して単独で導入ができますが、 IBM i 基幹システムの外部に環境が構築されるため、基幹システムのデータを活用したい場合は、データ連携のためのインターフェースを構築しなければなりません。
業務要件定義からアプリケーションのソースコードが生成できるので、新しいサブシステムの追加やスクラッチ開発に向いています。また、ソースコードによるカスタマイズも可能なため、定義では実現できない細かな機能にも対応できます。しかし、完成したソースコードの保守には、Java等のプログラミングスキルが必要な事が多く、ローコード開発のメリットが発揮しにくい場合もあります。
グラフ等のUI部品やツール標準の各種機能を組み合わせてアプリケーションを簡単に構築できます。ソースコードを介在せず定義のみで実装できるため、コード生成型よりシンプルに開発を行う事ができます。IBM i システムにグラフィカルなWeb・モバイルのアプリケーション等を追加で構築したい場合に適しています。ビジュアルな参照系アプリを短時間で実装することも可能です。
ミガロ.が提供するValenceは、IBM i 環境に特化した「実行エンジン型」ローコード開発ツールです。
IBM i基幹システムデータを一覧表形式や明細形式で参照、更新できる部品や、各種グラフ、地図などの部品を備えており、部品を組み合わせて簡単にアプリケーションを構築できるようになっています。
しかも、画面上のクリックなどのアクションをトリガーとしたソースコードの追加等もできるようになっており、IBM i ユーザーにはなじみ深いRPG言語を使用して作成できるため、一般的に「実行エンジン型」の弱点とされがちな複雑な業務処理に対応することが可能です。
Valenceなら、開発が簡単で速い、というローコード開発のメリット最大限に生かしつつ、本格的な業務システム構築にも対応できる、理想的な条件を備えています。
Valenceなら、グラフィカルなUI部品を組み合わせて開発できるため、見た目がよく使いやすいIBM i をベースとしたWeb・モバイルアプリケーションを簡単に構築することができます。
グラフ、表、地図などを自由に組み合わせた
直感的にわかりやすい受注ダッシュボード例
各社の住所を地図に展開し、選択すると
詳細レコードを参照・更新できる得意先マスタ画面
商品画像を確認しながら入力できる受注登録画面
更新系の業務画面も問題なく開発可能
スマホで出荷指示書のQRコードを読み取り、
入力情報として利用できる出荷検品処理画面
5250画面で実施していた既存の入力業務の置き換えはもちろん、データ活用による経営分析・営業支援や、
モバイル端末を利用した物流・工場・店舗システムなど 、IBM i の活用の幅が大きく広がります。
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