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Delphi/400 11 Alexandria リリースのお知らせ

2022年9月13日 Delphi/400の新バージョン「Delphi/400 11 Alexandria」をリリースしました。
新バージョンでは、Windows11への正式サポートや、マルチデバイスアプリケーションにおける最新OS対応を始め、様々な機能が強化されました。

ここでは、機能強化点の一部をご紹介いたします。

サポート対象OSの最新化

Windows 11、mac OS 12(従来のIntel CPUに加え、Apple siliconにも対応)、iOS15、Android 12 といった新しいOSへのアプリケーション動作環境がサポートされるようになります。 詳細は、Delphi/400 11 Alexandria 動作環境をご確認ください。

統合開発環境(IDE)の強化

Delphi/400が使用するDelphi統合開発環境(IDE)の機能が強化されます。

  • 高解像度モニター(High-DPI)に対応した新しい統合開発環境
  • コードエディターとフォームデザイナーの同時編集が可能
  • VCLフォーム設計時にカスタムスタイルが適用可能
    (従来は、実行時にのみスタイルが適用)
  • FireMonkeyフォーム設計デザイナが強化
    (レイアウトサポート機能が追加)
  • コード補完機能が強化、デバッグ時のコード補完も新たにサポート

その他新機能・強化点

言語機能の強化や、新しいコンポーネントの追加等により、ますます便利な開発環境へと進化しています。

  • インライン変数宣言のサポート
インライン変数宣言のサポート

  • VCLコンポーネントの追加および機能拡張
    モダンな外観の数値入力コンポーネント(TNumberBox)の追加や、従来はIEエンジンをベースとしていたTWebBrowserコンポーネントのEdgeエンジン対応化など、コンポーネントの機能が大幅に強化

  • GetItパッケージマネージャを使用した機能拡張や更新に対応
    Delphi開発元であるエンバカデロ社のGetItサーバーより、追加のコンポーネントや機能拡張、修正パッチの適用等を容易に組み込む事ができるGetItパッケージマネージャを搭載。Delphi標準コンポーネントに加え、 ”Konopka Signature VCL コントロール”(200 以上の Windows UI コントロール)等のコンポーネントを追加する事が可能。
GetIt パッケージマネージャからコンポーネントの追加が可能

Delphi/400について

Delphi/400は、IBM i(AS/400)に対応したマルチデバイスアプリケーション開発ツールです。優れた開発生産性を誇る統合開発環境Embarcadero Delphi に、IBM iに最適化された専用のミドルウェアを組み合わせた製品です。Windowsで実行可能なPCアプリケーションの開発だけでなく、iOSやAndroidといったモバイルデバイス向けOS上で稼働するネイティブアプリケーション開発にも対応しています。

Delphi/400に関する詳細情報は、コチラのDelphi/400製品サイトをご覧下さい。