SmartPad4i / Cobos4i のDesignerから「IBMiにプロジェクトを配布」または、「IBMiにファイルを配布」を実行すると、IBMiの指定したライブラリにオブジェクトのソースファイルが展開されます。
展開されるソースファイルのファイル名を、独自のファイル名に設定する方法についてご紹介します。
SmartPad4i /Cobos4i で配布されるソースファイルの種類と名前
SmartPad4i /Cobos4i では、「IBMiにプロジェクトを配布」または、「IBMiにファイルを配布」を実施した際、選択した言語のソースファイルと、CLソースファイル、DDSソースファイルが指定されたライブラリに展開されます。
配布されるファイルの種類と名前は以下です。
- COBOLソースファイル
QLBLSRC - CLソースファイル
QCLSRC - DDSソースファイル
QDDSSRC - RPGソースファイル
QRPGSRC - ILERPGソースファイル
QRPGLESRC
ソースファイルの名前を変更する方法
社内のルールなどで、ソースファイルを決められたライブラリ内に格納する必要がある場合等、ソースファイルの管理上、SmartPad4i / Cobos4iから作成されるソースファイルを別ファイル名にしておきたい場合があると思います。
「IBMiにプロジェクトを配布」または、「IBMiにファイルを配布」実行時に配布されるファイル名を変更するには、IBMiのSP4Iライブラリに配置されているデータエリアファイルを更新します。
作成されるファイル名が設定されているデータエリアファイルは以下になります。
- COBOLソースファイル
FILE4CBL - CLソースファイル
FILE4CL - DDSソースファイル
FILE4DDS - RPGソースファイル
FILE4RPG - ILERPGソースファイル
FILE4RPGLE
出力するRPGソース名を変更する場合の例
例えば、RPGソース名をQRPGSRCからQMGRPGSRCに変更する場合
以下のコマンドを実行して、データエリアファイルを更新します。
CHGDTAARA DTAARA(SP4I/FILE4RPG *ALL) VALUE(QMGRPGSRC)
更新後に、Designerまたは、Cobos4iからファイルを配布すると、RPGソースファイル名が指定したファイル名で作成されます。
SmartPad4i / Cobos4i から配布されるファイル名を変更する場合にご活用ください。