今回のTipsでは、作成したSmartPad4iアプリケーションをログインなしで直接起動する方法をご紹介します。
通常、SmartPad4iのアプリケーションはログインしてメニューから実行しますが、開発時のテストなどでアプリケーションを直接実行したい場合はsp4ipgm.htmlを利用すると、ログインやメニューをスキップして直接アプリケーションを起動することが出来ます。
プログラム起動画面(sp4ipgm.html)
SmartPad4iプログラムを直接起動するには、sp4ipgm.htmlを使用します。
sp4ipgm.htmlはSmartPad4i をインストールすると/smartpad4i/exec/sp4ipgm.htmlに展開されています。
ブラウザからアクセスすると以下のような画面が表示できます。
/smartpad4i/exec/sp4ipgm.html
入力パラメータについて
sp4ipgm.htmlには以下の入力欄があります。
パラメータを入力後、Enterボタンをクリックすると
指定のプログラムを起動できます。
- [User ID] IBMi ユーザープロファイル
- [Password] 上記ユーザープロファイルに対するパスワード
- [Program to Start] 呼び出すプログラム
- [Program Library] 上記プログラムのあるライブラリー
- [Enviroment Program] 環境設定用プログラム(SETENV)
- [Enviroment Library] 上記環境設定用プログラムのあるライブラリー
- [Parameters if needed] プログラム起動時にパラメータが必要な場合にはパラメータを設定します。
※パラメータは以下のように設定します。
例)[Parameters if needed]に、TEST1とTEST2の引数を付ける場合
PARM(‘TEST1’ ‘TEST2’)
例)[Parameters if needed]に数値1224を引数にする場合
PARM(X’000001224F’)
簡易起動のメリット
sp4ipgm.htmlは直接プログラムが実行、指定できるため、
メニューからの階層が深い場合や、特殊なパラメータをテストする 場合などの表示確認に便利です。
SmartPad4iでのプログラムテストの際にはsp4ipgm.htmlをご活用ください