UpdateObjects/400は、Client/Server環境でのファイル配布ツールです。配布するファイルのデータや配布先の情報すべてを信頼性の高いIBM i(AS/400)上に保存します。
大きく次の5つの特徴があります。
製品はひとつです。その中にAdministrator用・Client用モジュールがあります。
Client数に制限はありません。 AdministratorPCは、一台のIBM i(AS/400)に一台設定できます。
配布するファイルを選択、どのユーザーに配布するかの登録、ファイル配布時に事前実行するプログラムや配布後実行するプログラムがある場合はその指定、カレンダー機能を使用して配布期間の設定などの作業を行います。配布時のログも保管されているので参照することができます。これらのデータはすべてIBM i上に保管されます。
ClientPCでは、Clientモジュールを起動するだけです。インストール時に「サービスへのインストール」を行っていれば、PCを起動するたびに自動的にClientモジュールが起動します。ClientPCからIBM i(AS/400)に接続を行い、IBM i(AS/400)上に保存されている配布ファイルや配布先ユーザーのデータを参照し、ファイルを受信します。
配布されるファイルのサイズによって異なります。ファイル配布時の設定で、データの圧縮ができます。
弊社製品であるDelphi/400で開発されたアプリケーションの配布を行うためのボタンです。このボタンで必要なDLL等が自動的に選択されますので、そこに配布するアプリケーションを追加し、アプリケーション内で使用していればAliasを選択することもできます。 但し、Borland社製品DelphiのBDEを事前にインストールしておかなければなりません。 (※この機能はDelphi/400 V5.1.26以降で対応しております。)
稼働環境は次のようになっています。
配布するファイルの種類・サイズ等に制限はありませんが、IBM i(AS/400)との通信時間やIBM i(AS/400)上での保存データのサイズが大きくなります。 また、日本語対応されておりませんので、ファイル名やフォルダ名に日本語・全角文字をお使いいただくことができません。ファイルの内容に日本語・全角文字が含まれることは何ら問題ありません。
はい、必要です。 UpdateOjbects/400は、IBM i毎にライセンスキーを導入していただいておりますので、IBM i移行時には、旧IBM iからライセンスのアンインストールキーを取得いただき、新IBM iの情報に基づいた新しいライセンスキーを発行致します。 そのため、移行前にこれらの情報をご連絡いただく必要があります。
また、ライセンス移行手続きにはメンテナンスプログラムのご加入が必須となりますのでご注意ください。
手順についてはこちらでご説明してあります。