近年IBM i(AS/400)はオープンシステムとの統合に力を入れていますが、Valenceもオープン環境と非常に親和性の高いツールです。 Valence自体がJavaScriptフレームワークをベースとして構築されたツールであり、これがValenceのオープン化のノウハウとして存分に生かされています。
以下では 「データベース」 と 「プログラミング」の2つの側面について、Valenceのオープン環境への対応をご紹介します。
IBM iのデータと、オープン系システムのデータを連携して、アプリケーションを構築できます。
具体的には、Valence App Builderのアプリケーションから、リモートDB機能を使用して、SQL Server や My SQLといったオープンDBと接続します。
IBM i 基幹システムを利用しつつ、オープン化のスキルも少しずつ身に着けるには、IBM iの既存の開発環境とオープン開発環境が無理なく併用できるValenceが最適です。
先ずは、開発が非常に簡単で速いローコード開発の利用をお勧めします。その上で、JavaScriptフレームワークで開発するメリットを開発面、機能面に分けてご紹介します。
Node.js によりValenceのバックエンド(サーバー側)のプログラムを構築できます。
Valence環境で新規のNode.jsプログラムを開発するだけでなく、既に作成済のNode.jsプログラムをValenceのプログラムとして取り込むことも可能です。これにより、Valenceのセッション管理、セキュリティ管理の枠組みで稼働させることができます。
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