GUI及びWEBアプリケーション/サービスがSystem i(AS/400)に完全対応

Delphi/400は、顧客満足度に高い評価を持つDelphiに、System i(AS/400)へのゲートウェイ機能を融合した生産性に優れたRAD GUI及びWEBアプリ/サービス開発ツールです。画面設計、コーディング、デバッグ、コンパイル、ソースコードのバージョン管理が行える統合開発環境を提供し、開発の生産性を高める様々な機能が搭載されております。

Webアプリケーションのビジュアル開発

「IntraWeb」では、ダイナミックなサーバーサイドのHTML Webアプリケーションを迅速かつビジュアルに設計できます。クライアントサーバーアプリケーションを作成するように、ドラッグ&ドロップでブラウザに表示される内容を設計でき、クッキーやセッション、ユーザー管理なども自動的に処理されます。アプリケーションモードで作成、デバッグ、保守を行うことができます。またデバッグが容易に行えるスタンドアロンモードも提供されています。

柔軟性と高速性を備えたレポート機能

製品添付の「Rave Reports」では、ビジュアルなレポート設計を行うことが可能です。プログラムによる制御を組み合わせることで、複数のデータベースをサポートし、柔軟性と高速性を兼ね備えたレポート機能をアプリケーションに追加できます。

また、Delphi for Win32用のQucikReportが無償ダウンロードで提供されておりますので、こちらをご利用いただくこともできます。但し、以下の点にご注意ください。
   ・QuickReport 4.06 ベース
   ・英語版
   ・ソースコードはありません
   ・Delphi for Win32 パーソナリティ用のみ

新規コンポーネントの追加

「GridPanel」コンポーネントを使用すると、貼り付けたコンポーネントを自動的に配置するので、綺麗に揃った画面を簡単に設計することができます。
また画面のリサイズ時には必要に応じてパネル上の各コンポーネントの大きさが自動的に変更されます。

「TrayIcon」コンポーネントを使用すれば、タスクトレイにアイコンを簡単に追加できます。また、タスクトレイからバルーンヒントを表示したり、マウスクリック時のイベントを指定したりすることも可能です。
既存のSystem i(AS/400)資産を再利用

Delphi/400により、従来の5250画面(80文字×24行)が完全なGUI/WEBのシステムへと進化します。

複数の5250画面を、GUI一画面に統合でき、一画面の情報量が格段にアップするとともにビジュアルで使いやすいシステムの構築が可能です。

また、Delphi/400には、System i(AS/400)のRPG、COBOLなどのプログラム資産を再利用できるコンポーネントが提供されています。これらのコンポーネントを利用することで、GUI環境からRPGの呼び出し、CL言語の実行、キューイング操作を実現できます。もちろん既存の物理ファイル・論理ファイルをなんら再定義することなくDelphi/400から直接アクセスすることができます。
RDBMSへの高速なアクセスを実現

Delphi/400では、System i(AS/400)との通信パフォーマンスが非常に高いことが特徴のひとつです。
物理ファイル・論理ファイルともファイルのオープン速度が非常に速く、基幹システムでも充分使用可能なレスポンスを提供します。

System i(AS/400)へのデータアクセスをODBCと比較した場合、BDE接続では2〜5倍のスピードを実現しています。(当社テスト結果より)
ネット上に存在する他サーバー上のORACLE、SQLサーバー等のRDBMSへのアクセスも可能です。

.NETへの対応

Delphi/400では、Version2006からVCL(Visual Component Library)がWin32と.NETに対応しています。Win32と.NETの双方への移行が可能になることにより、Delphiアプリケーションは、従来のWin32向けの開発・保守を行いながら、.NET対応アプリケーションへの移行もすることができます。
(※この機能は、2007年8月サポートリリースより対応となります)

 
バージョンアップをお考えのお客様へのご注意